自分らしく愛でよう

ご閲覧ありがとうございます。管理人が気ままに書くブログです。

「行進子犬に恋文を」の魅力

ご閲覧ありがとうございます。

 

記念すべき一本目の記事です。

 

今回のテーマは

 

"行進子犬に恋文を"の魅力

 

について

 

ブログを開設した時から

「一本目はこれについて書こう」

と決めていました。

 

 

 

"行進子犬に恋文を"とは...

 

一迅社コミック百合姫にて

2018年1月から2020年7月まで

(コミック百合姫18年3月号~20年9月号)

連載されていた漫画作品で、

ガールズラブ(百合)ジャンルの作品です。

 

 

作者は玉崎たま先生

この作品が初めての連載という

漫画家さんです。

 

twitter.com

 

 

簡単に大まかなあらすじを紹介すると

将校を育成する

"陸軍女子幼年学校"を舞台に

将校生徒達が織りなす成長・恋愛物語...

といったところです。

 

 

基本的に物語は

 

下級生・犬童 忍(いんどう しのぶ)

上級生・加賀美 藤乃(かがみ ふじの)

 

の2人、そして

 

犬童の戦友・愛船 三春(あいせん みはる)

加賀美の戦友・大葉 こと(おおば こと)

 

を中心に進んでいきます。

※戦友については後々言及します。

 

戦友達と切磋琢磨をしながら、

手を取り合い、葛藤を乗り越え、

成長した先で犬童と加賀美の関係性は

どう変化するのか?

 

そんな物語となっています。

 

 

natalie.mu

 

 

 

 

さて、本題です。

管理人が考えるこの作品の魅力を

3点あげていきます。

(本当はもっとたくさんあるのですが、

長くなりすぎるのでそれはまたの機会で)

 

 

 

 

 

まず1点目は 読みやすさ です。

 

 

この"行進子犬に恋文を"という作品は

前述の通り、

近代の陸軍女子幼年学校という

複雑な場所が舞台となっています。

 

 

管理人自身、陸軍幼年学校という存在を

この作品で初めて知りましたし、

こういった

"多くの人にとって馴染みのないテーマ"

を扱う作品は総じて

読み手にも相応の知識、

理解力が必要とされる

ケースが多いように感じます。

 

 

しかし、この作品は1話から

物語に入り易いようにと、

よく配慮・工夫されている

ように感じます。

それでも、

このテーマであることで生まれる

稀有な状況や関係性は

存分に活かされており、

ミリタリーが好きという人も

そうでない人も

読み始め易く、

楽しめる内容となっています。

 

 ↓↓↓ 一通目(1話)試し読み ↓↓↓

comic.pixiv.net

 

 

 

※この先若干のネタバレを含みます。

 敏感な方は

    プラウザバックお願いします。

 

 

2点目は先程も少し言及した

時代背景の特異性によって

生まれる部分です。

 

 

序盤で言及した"戦友"や、

物語のキーとなる"稚児"等

この世界観だからこその

関係性やイベント、

葛藤が数多くある作品です。

 

 

戦友は互いに協力し、

高め合う関係性であり、

戦友の力を借りて成長、壁を

乗り越える描写は

とても見応えのあるモノ

となっています。

戦友という関係性だからこそ

という部分に是非

触れていただきたいです。

 

 

そして本作品のキーワードの一つが

"稚児"です。

この作品における"稚児"とは、

「格別に可愛がる相手」の事であり、

この稚児という言葉が

犬童、加賀美を縛り、

2人の関係性を進める枷になる等、

作品において

重要な言葉となっています。

 

 

 

こういった用語の解説を読んでいると

「やっぱり難しいんじゃないの?」

と思われる方も

いらっしゃるかもしれません。

実際はこうした用語も

理解がしやすいように

話が進んでいきますので、

未読の方は是非一度

上のリンクから

1話に触れてみてください。

 

 

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3点目は 物語の展開・組み立て です。

 

恋愛作品において、

"2人の恋を妨げる障害を乗り越える"

描写は、読者を惹きつける"醍醐味"

と言えるシーンですよね。

 

 

本作品におけるその障害は"稚児"と

また別の大きな壁が

もう一つあるのです。

 

 

その壁は 加賀美の過去 にあります。

加賀美の過去については作品序盤から

多く作品中で描かれており、

その壁が稚児という言葉に翻弄される

2人をより苦しめることにもなるのです。

 

 

加賀美の過去についての伏線が

とても巧妙に張られていることで、

序盤は考察をしながら

読み進める楽しさもありますし、

中盤には考察をより深める新たな伏線、

そして終盤でのスムーズな伏線回収、

とても綺麗にストーリーが

組み上げられています。

 

 

漫画の読み方、楽しみ方は人それぞれで

考察だけが楽しみ方ではないですが、

本作品に関しては

考察しながら読むことで

より一層楽しめるのではないかと

管理人は考えています。

 

 

最終話まで読むと

「1話のあのシーンも伏線だったの!?」

と驚かせてくれたりと、読み切ったら

また1話から読み直したいと思える

よく練られた構成になっています。

 

 

 

 

さて、ここまで読んでくださった方は

果たして何人

いらっしゃるのでしょうか...

 

 

面白そうだな、読んでみたいなと

思ってくださる方がいたら嬉しいです。

 

 

「行進子犬に恋文を」は

現在第4巻まで発売されており、

2020年9月29日に最終第5巻が

発売になる予定です。

 

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 一気読みするにも、

5巻が発売されるまでに

4巻までを読み込むにも、

どちらにもとてもいいタイミング

ではないかと思います。

まだ読んだことない、という方はぜひ

まずは触れてみてください。

再度一通目(1話)のリンクを

貼っておきます。

 

comic.pixiv.net

 

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

作品の感想は是非玉崎たま先生のTwitter

 

twitter.com

 

 

もしくは

 

「〒160-0022 東京都新宿区新宿3-1-13

 京王新宿追分ビル5F (株)一迅社

 コミック百合姫編集部 

 玉崎たま先生係」

 

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ブログの感想は是非コメント欄へ

よろしくお願いいたします。

 

 

またお暇な時間があれば

覗きに来てください。

それでは。

 

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